valve新作デジタルカードゲーム「Artifact」の独自性あふれるシステムと魅力に迫る

2018年10月24日

2018年11月28日に発売が予定されている『Artifact』のウェブサイトがオープンした(日本語にも対応)。本作品は、Steamを運営しているValve Corporationが、『マジック・ザ・ギャザリング』の生みの親であるRichard Garfield氏とタッグを組んで開発している”デジタルカードゲーム(以下DCG)”である。

最近、複数のプレイ動画が投稿された。そこで、今回はIGNが投稿した“How to Play Artifact, Valve’s Next Game”という実際のプレイ動画を基に本作品の魅力に迫っていきたい。

『Hearthstone』を筆頭とするカードゲームと同様に本作品もターン制であり、ターン毎に補充されるマナを用いて手札のカードをプレイする点は似ている。

しかし、『Artifact』の最大の特徴は、カードをプレイできるボードが3つ存在することである。『Dota2』の世界観を用いて繰り広げられる本作品だが、『Dota2』では3つのレーンを舞台に戦いが行われることを模したものと考えられる。

それでは、各ボードがどのように構成されているかと、カードの種類やゲーム内容を簡単に紹介する。

タワー

手前と奥に存在するのが「タワー」と呼ばれるボードを守る存在である。左側はマナ、右側はタワーのHPを示す。
タワーが破壊されると「Ancients」と呼ばれる「タワー」の2倍のHPを持つ建物が新たに現れる。

ヒーロー

中央に存在するのが「ヒーロー」と呼ばれるボードで戦うユニットである。カードに書かれている数字はステータスを示し、左から

  • Attack :「ヒーロー」もしくは「タワー」に与えるダメージ
  • Armor :ダメージの軽減量
  • Health :「ヒーロー」のHP、なくなると死亡

を示す。また、カードの上に書かれている矢印はダメージを与える場所を示し、対象が存在しない場合、「タワー」へダメージを与える。「アイテム」と呼ばれるカードの装備もできる強力なユニットであるが、デッキに5枚という制限がある。

また、「クリープ」と呼ばれる、「アイテム」の装着ができないユニットも存在する。

アイテム

「ヒーロー」に装着してステータスを上昇させたり、特別な効果をもたらすカード。大きく「ヒーローアイテム」と「消耗品」という2つの種類が存在する。前者は「ヒーロー」に装着して使用するカードであり、以下の3つの種類をそれぞれ装備することができる(武器を2つ、など装備の重複はできない)。基本的には後述する「ショッピングフェーズ」で手に入れることができる。

  • Accessory:HP上昇効果
  • Armor :追加のArmorを与える
  • Weapon :Attackの増加

「消耗品」は、ユニットを回復する、カードをドローする、といった効果をもたらす一度きりの使用ができるカードである。

これらの「アイテム」は、使用に「マナ」を必要としない。

スペル

使用することで「ユニット」へダメージを与えたり、ステータスを強化するなどの効果をもたらすカード。「アイテム」と違い使用にマナを必要とする

ショッピングフェーズ

そして、本作品のもう一つの大きな特徴が、「ヒーロー」などのユニットを倒すなどして得られる「ゴールド」を使用することができる「ショッピングフェーズ」の存在である。

3ボードすべての戦闘フェーズが終了してから行われるこのフェーズでは、先述した「アイテム」と呼ばれるカードを「ゴールド」を用いて購入し、手札に加えることができる。

属性

『Artifact』には黒、の4つの属性が存在する。これらの属性は特徴を表すだけでなく、「スペル」の使用に関係してくる。『Artifact』では3つのボードが存在するのは先ほど書いたとおりだが、「スペル」はボードにその属性の「ヒーロー」がいないと使えないのである。

例えば、ボード1にの「ヒーロー」がいて、ボード2にの「ヒーロー」のみがいるとする。すると、ボード1ではの「スペル」が使えるが、ボード2ではの「スペル」しか使えない、といった具合である。

デッキを構築する際、属性の数に制限はない。しかし、こういった属性要素があるためデッキの構築は気をつける必要があるだろう。

勝利条件

本作品の勝利条件は大きく以下の2つである。
・「タワー」を2つ破壊する
・「タワー」を破壊した後に現れる「タワー」の2倍のHPを持つ「Ancients」を破壊する

以上のルールより、1つのボードを犠牲にして2つのボードに戦力を集中する、といった戦略が取りづらいことが分かる。


デッキ構築、ボードアドバンテージの取り合いといった従来のカードゲームの魅力だけでなく、3つのボードの使い方、ショッピングフェーズの存在という独自の魅力を持つ本作品のリリースがますます楽しみである。公式ウェブサイトでは実際のカードが多数公開されているので気になる人はぜひ見てほしい。

最初のセットは280枚以上のカードで構成され、Steamコミュニティマーケットプレイスでのカードの売買も可能。

また、Steamでも商品ページが公開されており、日本語のサポートも確認できる。発売は2018年11月28日、価格は20$を予定し、対応OSはWindows/Mac/Linuxとしている。2019年にはiOS/Androidでの配信も予定されている。ウィッシュリストに入れておくのももちろん可能。


まとめ

本記事で書いた内容は、海外で公開されている動画を基に自分で噛み砕いて書いた内容となっております。本来意図されている内容と違うことが多少あった場合はご了承ください。

僕もリリースを楽しみにしているプレイヤーなので、この記事を読んだみなさんが『Artifact』に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

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それでは

ゲーム, DCG

Posted by sumineko