MacにWindowsをインストール!Bootcampの導入と初期設定の手引き

2018年10月24日

今回はMacでWindowsを使うための1つの方法である、Bootcampの使い方について紹介します。先日自分がインストールして、戸惑った箇所がいくつかあったため、これから導入される方々がこのページだけで完結できるようにまとめておきます。

また、簡単にBootcampの説明と、仮想環境にWindowsをインストールする方法との違いや、メリットとデメリットについてもご紹介しておきます。

今回の目次は以下の通りです。

Bootcampとは

Appleが開発し、Mac付属のユーティリティとして配布しているソフトウェア。Bootcampを使ってWindowsをインストールすると、PCの起動時にMacOSとWindowsのどちらを使用するか選んで起動することができる。また、ソフトウェアのアシスタントに従うだけで簡単にWindowsをインストールできる。

Bootcampのメリットとデメリット

メリット
  • それぞれ独立して起動するため、PCに負荷がかからない
デメリット
  • WindowsとMacOSの同時操作はできない

BootCamp以外にWindowsを使う方法

仮想環境にWindowsをインストールする

仮想環境を構築できるソフトウェアとして有名なのは以下の2つです。

  • VirtualBox

フリーソフト。気軽に使えます。

  • Paallels Deskop

有料ソフト。VirtualBoxより多機能。

仮想環境を使用するメリットとデメリット

メリット
  • 同時にMacとWindowsを使うことができる
  • 使わないと思ったら簡単に削除できる
デメリット
  • 1つのPCに2つのマシンを起動している状態となるため、それだけPCに負荷がかかる



自分が導入した環境

  • Bootcamp 導入日:2018/09/27
  • MacBook Pro 2015(Early)
  • OS:MacOS Mojave バージョン 10.14
  • 導入OS:Windows10

※OS X El Capitan 10.11 以降では、お使いのMacが2015年モデル以降のMacbookとiMac、もしくは2013年モデルのMac Proでない場合、16 GB以上の空のUSBメモリが必要となります。それ以外のモデルでは、インストールに必要なデータを一時的に内蔵ドライブに保管するため、USBメモリは不要です。

Bootcamp導入手順

Apple公式のBootCampサポートページを載せておきます。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201468
同時に見ながらやるとさらに分かりやすいかと思います。

Windows10のプロダクトコードの入手

プロダクトコードさえあれば導入できます。Amazonや公式ストアで販売されているので用意します。OSは公式が配布しているので大丈夫です。

SSD(HDD)の空き容量の確認

Windows10をインストールする領域を作る必要があるため、容量を確保しておきます。用途に応じて50~100GB程度確保しておくといいでしょう。データが消せない!という人は外付けのHDDなどを用意しましょう。

Windows10のISOファイルのダウンロード

WindowsをインストールするMacで、以下のMicrosoft公式のページからISOファイルをダウンロードします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
ファイルサイズが大きいので気長に待ちましょう。

Boot Campアシスタントの起動

「アプリケーション」フォルダ

「ユーティリティ」フォルダ

「Boot Campアシスタント」を起動

この画面が表示されるので「続ける」をクリックしてください。

その次の画面でWindows10のISOファイルの場所を求められるため、先程ダウンロードしたISOファイルを選択してください。

パーティション作成

簡単に言うと、Windowsを使うための場所の確保です。最低で40GBを要求され、クリックやドラッグで確保する容量を調整できます。。Windows10インストール直後でOSに使われている容量が約22GBでしたので、確保した容量から22GBを差し引いた分が使える容量と思ってもらってよいでしょう。この確保した容量はインストール後に変更はできません。

ex) 40GB確保したら、自分が好きに使える容量は約18GB

とはいえ、Windows Updateなども行われることを考えると、なるべく余裕を持って容量を確保しておくのが良いです。Officeなどの文章を扱う方でも50GB、ゲームなどで大きな容量を使用する予定の人は100GBくらい確保しておくと安心かと思います。使用しているストレージの空き容量と相談してください。

確保する容量を決めて「続ける」をクリックすると、Windowsサポートソフトウェア(MacのPCでWindowsを動かすためのソフトウェア)のダウンロード、パーティションの作成、Windowsのインストールと自動で進んでいきます。

パーティション作成でエラーが出る

ディスクにパーティションを作成できませんでした、というエラーが出る人がいると思います。僕は出ました。その時は以下のように対処しましょう。

  1. メニューバー左上のりんごマークをクリックし、再起動を選択
  2. すぐに「option」+「R」を押しっぱなし
  3. Appleロゴが表示されたら離して起動まで待つ
  4. ディスクユーティリティーを選択
  5. 使用しているストレージを選択し、上部メニュー「マウント」をクリック
  6. 上部メニュー「First Aid」をクリックしてエラーの修復
  7. 完了したら1.と同様に再起動し、再び「Boot Campアシスタント」を起動

するとエラーが解消されると思います。解消されない場合は…ストレージ(SSD)に何か大きな問題があるかもしれません。ここではこれ以上の解決手段は載せませんのでgoogleで検索してみてください。

Windowsのインストール

Windowsの初期設定画面が出たら画面の支持に従って進めてください。特に迷うところはないかと思います。途中でプロダクトキーの入力を求められるので用意していたものを入力してください。

OSの切り替え方

ここにも罠があります。

Windows10の、下のタスクバー(画面下のバー)の矢印をクリックすると

Bootcampのアイコンがあります。クリックすると「OS X で再起動」という表示があり、クリックすると

このような表示が出て再起動ができないかと思います。

macOS High Sierra以降、SSDの初期フォーマットが「APFS(Apple File System)」になりました。この影響で、この機能が使えなくなっているようです(Appleの公式ページ)。

そこで、Sturtup Managerという機能を使います。使い方は以下の通りです。

  1. Macの電源を入れた直後、もしくは再起動直後に「option」を押し続ける
  2. Startup Managerが表示されたら「option」キーを放す
  3. 起動したいOSを選択する

この手順で起動OSを切り替えることができます。また、ここで選択したOSが初期OSとなり、Sturtup Managerを介さずにMacを起動した場合、選択した初期OSが起動されます。

タッチパッドの設定

初期設定では、タップ操作が使えないかと思います。これは不便なので使えるようにしておきましょう。タスクバーより「Boot Campコントロールパネル」を起動します。

上の画像のように、「1本指の操作」の中の「タップでクリック」にチェックをつけます。

これでタップ操作ができるようになります。

キーボードの設定

Macbookのキーボードを使っている人、もしくはiMacでMagic Keyboardを使用している人は「英数」キーと「かなキーが押しても反応していない状態になっているかと思います。これを反応できるようにした上で、MacOSと同じように、「かなキーを押したら日本語入力、「英数キーを押したら半角入力ができるようにします。

英数」キーと「かな」キーが反応しない人

英数」キーと「かな」キーが反応する人は読み飛ばしてください。

  1. MacOSに切り替える
  2. Boot Campアシスタント」を起動
  3. 上部のメニューの「アクション」より「Windowsサポートソフトウェアをダウンロード」をクリック。
  4. ダウンロード完了まで待つ
  5. ダウンロードしたファイルのWindowsSupport/BootCamp/Drivers/Apple/AppleKeyboardInstaller64.exeをWindows10に何らかの方法で持ってくる
  6. Windows10で圧縮・解凍ソフト「7-zip」をインストール
  7. 7-zip」で「AppleKeyboardInstaller64.exe」をデスクトップに展開する
  8. その中にある「Keymagic64.inf」を使用してドライバを更新する

※デスクトップに展開しておかないと、ドライバの更新をしようとするとブルースクリーンが表示されて再起動されてしまう現象が発生することがあるので注意

ドライバの更新方法

1.下部分の検索画面で「デバイスマネージャー」と検索して起動

2.「ヒューマンインターフェースデバイス」の中の「Apple Keyboard」を右クリック

3.「ドライバーの更新」をクリック

4.「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索」をクリック

5.「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリック

6.「ディスク使用」をクリック

7.「参照」をクリックして「Keymagic64.inf」を選択して「OK」をクリック

8.「次へ」をクリック

9.ドライバーの更新が行われる。完了したら「閉じる」をクリック(再起動を求められたら再起動)

10.再度デバイスマネージャーを起動

11.ヒューマンインターフェースデバイス」の中の「Apple Keyboard」に黄色の注意マークがついているのを確認

12.「Apple Keyboard」右クリック

13.「デバイスのアンインストール」をクリック

14.上部メニューの「操作」より、「ハードウェア変更のスキャン」をクリック

15.ドライバ復活



英数」キーと「かな」キーで入力切替を行えるようにする

左下の「Caps」キーで入力切替できるんですが、慣れないので設定しましょう。

macOSと同じように、「英数」キーと「かな」キーで入力切替を行えるように設定します。「Google日本語入力」と「Microsoft IME」それぞれの設定方法を紹介しておきます。個人的には使い心地が同じように設定できる「Google日本語入力」を推奨します。(Microsoft IMEでは、入力中に「英数」キーと「かな」キーを押すと違う挙動をしてしまうため)

  • Google日本語入力の場合

1.プロパティを開く

2.「一般」タブの「キー設定」右の「編集」をクリック

3.上部の「入力キー」をクリックしてソートする

4.下の画像のように、「入力キー」が「muhenkan」となっている箇所の「コマンド」を「IMEを無効化」に変更

5.「OK」をクリック

  • Windows IMEの場合

1.プロパティを開く

2.「詳細設定」をクリック

3.「全般」タブの「編集操作-キー設定」の右にある「変更」をクリック

4.「キー」の「入力/変換」の「かな切替」となっている箇所を「IME-オフ」に変更

5.「キー」の「入力/変換」の「ひらがなキー」となっている箇所を「IME-オン」に変更

6.「OK」をクリック

「command」キーと「control」キーを入れ替える

初期状態では、「command」キーに「windows」キーが割り当てられています。「control」キーは通常通り動作しますが、普通のキーボードと違う場所にあるため非常に操作がしづらいです。ショートカットキーとして頻繁に使うキーがこれでは面倒なので設定しておきましょう。

ここではKeySwap for XPを使った方法について紹介しておきます。PCの起動と一緒に起動する常駐ソフトであるため、レジストリの変更などが行われない点で安心です。

1.KeySwap for XPをダウンロード、インストール

2.左command → 左Ctrl に変更

3.右command → 右Ctrl に変更

4.control → Windowsキー に変更

その他、よく使うキーや好きな配置などがあれば変更しておくとよいでしょう。

Microsoftアカウント設定

Microsoftのアカウントを持っている人はログインしておくと、他に使っているWindows10のPCとアカウントなどの設定を自動的に適用してくれるので便利です。

おわりに

いかがだったでしょうか。

だいたい2時間くらいで作業は終わり、Windowsが使えるようになります。Windows10はOSとしての完成度も高く、起動も早くていいですね。ソフトやゲームによってはWindowsにしか対応していなかったり、MacとWindowsで環境を揃えるのが面倒なので両方のOSが使えるのは便利です。

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それでは

PC, Mac, Windows

Posted by sumineko